地域住民の同意を得ていない白保リゾートホテル開発。差止訴訟の原告7名は沖縄県開発審査会に、その開発許可の取消を求めて審査請求を行ってきました。5月15日付で、審査請求を却下する裁決が下されました。
却下の理由は、請求期間が過ぎて請求する場合に必要な「正当な理由」がない、というものでした。差止訴訟の判決によって、そのままでは開発できない条件が付けられた不当な開発許可であることがわかったことを「正当な理由」として主張していましたが、認められませんでした。
これにより、県の開発許可の違法性や不当性は審査されず、開発許可制度についての疑念が残されてしまいました。詳しくは、下記にてご覧いただけます。
2020/05/26 記者会見 プレスリリース PDF
関連書類
2020/05/15 沖縄県開発審査会「裁決書」PDF
2020/05/14 「補充の反論書」*地下浸透処理についての国交省の見解を記載 PDF
2020/04/18 「反論書」PDF
2020/04/09 沖縄県「弁明書」PDF
2020/03/27 「審査請求書」PDF
2020/03/27 「会見資料」PDF
2018/03/28 沖縄県 「開発許可通知」PDF
また、4団体からなる住民組織である白保リゾートホテル問題連絡協議会により、5月26日、沖縄県土木建築部建築指導課に対して、汚水の地下浸透処理施設は、開発許可の基準では認められないことを確認する質問書が出されました。
詳しくはこちら→ 白保リゾートホテル問題連絡協議会HP「質問書」 PDF
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