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開発許可の取消を求めて 裁決

更新日:2020年7月28日

地域住民の同意を得ていない白保リゾートホテル開発。差止訴訟の原告7名は沖縄県開発審査会に、その開発許可の取消を求めて審査請求を行ってきました。5月15日付で、審査請求を却下する裁決が下されました。

却下の理由は、請求期間が過ぎて請求する場合に必要な「正当な理由」がない、というものでした。差止訴訟の判決によって、そのままでは開発できない条件が付けられた不当な開発許可であることがわかったことを「正当な理由」として主張していましたが、認められませんでした。


これにより、県の開発許可の違法性や不当性は審査されず、開発許可制度についての疑念が残されてしまいました。詳しくは、下記にてご覧いただけます。


関連書類  



また、4団体からなる住民組織である白保リゾートホテル問題連絡協議会により、5月26日、沖縄県土木建築部建築指導課に対して、汚水の地下浸透処理施設は、開発許可の基準では認められないことを確認する質問書が出されました。

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開発許可の取消を求めて 進捗状況

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