環境問題に取り組む法律家のNGO 一般社団法人JELFの機関誌「ECOLAWYERS」に掲載されました。
JELFは、法律的な知識や手段を使って、環境を保護する活動をしている法律家による全国ネットワーク組織(NGO)です。2017年現在、47都道府県に約460名の会員がいます。その機関誌が「ECOLAWYERS」です。
白保リゾートホテル建築差止訴訟は、原告の請求が却下されたので、形式的には原告敗訴になりましたが、裁判によってホテル建設計画がそのままでは実施できないことが明らかにされ、結果的には計画をストップさせるという実質的な勝利を得ることができた珍しいケースでした。代理人を引き受けていただいた弁護士の方がJELFの会員であったことから、今回の掲載に至りました。
JELFの会員弁護士の方々は、多岐にわたる分野で活動を続け、環境の保護に努めています。JELFのホームページを見ると、その活動範囲が幅広く、私たちの暮らしが様々な点で支えられていることがわかります。白保リゾートホテル訴訟は終結しましたが、開発計画が中止されたわけではありません。周辺に別の開発計画が動き出す可能性があることも心配されます。まずは争いにならないための知恵や取り組みが必要です。今後はそういった面での法律家への相談も必要になるのかもしれません。
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